先日、市の赤ちゃん育児相談に訪問し、生後ずっと心配していたミルクの大量吐き戻しの原因が解決しました。
毎月任意で参加できる相談会で、ちゃんとした計測器で身長・体重を測定してもらえます。発育や栄養相談もできる、ありがいイベントなのです。
2人目の娘ちゃん、生後3ヵ月の便秘、細菌性腸炎、体重増加不良など・・・不安要素が多かったので、今回の測定は恐る恐る参加してきましたが、授乳後の大量吐き戻しの原因と対処法がわかり、とてもいい一日になりました。
体重増加不良の原因は「吐き戻し」?
それまでの娘の成長具合
1ヶ月検診:◎順調・問題なし
生後2ヶ月:× 測定してない。。
生後3ヵ月:▲体重増加不良、便秘、細菌性腸炎
4ヶ月検診:○体重持ち直し。
このような感じでした。生後3ヵ月の時に問題が発覚した時の記事はこちら。
先月の生後4ヶ月検診では、体重の増加具合は持ち直していました。
ただ、1ヶ月伸び悩んでた部分で、グラフがほぼ横ばいの状態だったので、もっと増やさないといけないなと反省しました。
ドキドキの生後5ヶ月発育測定・・・結果
結局ミルクは飲んでくれなかったので、母乳だけでまた取り組んだ1ヶ月。
結果は、、まぁまぁでした。
と言うのも、体重は増えてはいるのものの、やっぱりもう少し増えた方がいいとのこと。私も測定結果を見て、「あれ?こんなもん?」と少しがっかりしました。
そして、また別の体重増加不良の原因が分かりました。
生後5ヶ月:また体重増加不良・・・原因
体重は増えはしていたけど、まだ足りない。
市の助産師さんとの相談の中で、このようなことが原因でないか?と助産師さんに言われました。
- 授乳後のミルクの吐き戻しが多い
- 授乳時間が確保できていない(上の子が邪魔する)
- 赤ちゃんが夜まとめて寝てしまう
ミルクを毎回のように吐き戻す娘
完母なのでおっぱいになるのですが、たっぷり授乳した後、げっぷを出させようと縦抱きにすると、ほぼ毎回のように
『ゴボッ』
とミルクを吐きだしていました。
「うわぁっ!!」と声を出してしまうくらい、ゴボッとです。
服は濡れるし汚れるしで、お風呂以外で着替えることもよくありました。
吐き戻しが怖くて「ほどほどに」にしてしまっていた
このミルクの吐き戻しも、実は体重があまり増えていなかった原因みたいでした。
毎回結構な量を出していたので、思い返せば「そりゃそうだ、、」と反省しました。
ただ、一番問題だったのが吐き戻してしまうからと、飲ませる量をほどほどにしてしまっていたこと。
『吐き戻す=飲み過ぎ』と思っていたので、特に夜中なんかは吐いたまま寝ないようにと飲みすぎないように切りあげてしまっていました。
ミルクを吐き戻す原因
結論から言いますと、
- 吐き戻す原因のひとつは空気まで一緒に飲み込んでしまっているから
- それはおっぱいの咥えさせ方が浅いから
- 「ちゅっ、ちゅっ」と飲む時に音を立てている時は咥えさせ方要注意!
まず、吐き戻しの原因のひとつとして、授乳時に空気を一緒に飲みこんでしまっていることが挙げられます。
空気を飲んじゃうと、げっぷを通り越しておっぱい(ミルク)まで一緒に吐き出してしまうそうです。
そしてその空気を飲み込んでいる原因が、おっぱいの咥えさせ方が浅いということ。
「ちゅっ、ちゅっ、と音をたてて飲んだりしてなかった?」
と助産師さんに言われ、「・・・あ!!!」と思いました。
確かに音を立てている時ありました。
それは咥え方が浅い証拠だそう。咥え方が浅いから空気も一緒にどんどん飲み込んでいたみたいです。
改めて授乳指導をしてもらったら、がっつり、赤ちゃんの口がもうおっぱいに埋もれて見えないくらい赤ちゃんの頭を押し付けていました。
母乳測定(授乳をする前後で体重を測定して、どれくらい飲めたかを測定)をしてもらったら、「1回で190mlも飲めている。十分です!」というお褒めの言葉。
逆に言うと飲ませ方が悪いということが明らかになりました。
授乳中の上の子との付き合い方
もうひとつ体重増加不良の原因が、上の子に気をとられて十分な授乳時間を確保できていなかったこと。
2歳、イヤイヤ期まっただ中の上の子。ママと子供二人で部屋にいると、赤ちゃんに授乳しようものなら「赤ちゃん置いて!!」と怒りだします。
機嫌には波があって赤ちゃんを可愛がる時ももちろんあります。授乳中にどうしようもなくグズリだしたらもうお菓子やDVDでなだめてます。
夜中の授乳のときも、眠りが浅い時は、赤ちゃん声に敏感に反応して起きてしまいます。「赤ちゃんのママじゃない!」と泣きだすこともあります。
⇒追記
生後9ヶ月頃になると上の子もかなり落ち着き、2人目育児にも慣れました。
2歳差育児は大変なことばかりじゃない。ひと山越えた?皆の笑顔が増えてきた今日この頃。
上の子も我慢してるんだな、、とちょっと可哀相になりますが、「大丈夫だよ~、ママすぐ来るよ~」と声掛けをしていました。
やっぱり一日を振り返ると、毎回の授乳でしっかりたっぷり飲ませられていませんでした。それが毎日続いていたのですから、十二分に飲ませられていないですね。
上の子のケアを含めて、色々工夫していきたいです。
助産師さんに聞いた「吐き戻し」の対処法
ポイントは、やっぱり「空気を貯めこまないこと」です。
深く咥えさせることはもちろん、ゲップをこまめに出すことが一番の解決法だそうです。
左右それぞれ10分の授乳をしていたとしたら、左右5分ずつを×2回にし、毎回こまめにゲップを出させるのがいいみたいです。若干面倒だし「そんなにゲップでるかな?」と思っていましたが、その場で授乳指導してもらった時に試したら、出ました!!
おっぱいも、5分吸われ続けたら一旦量が収まってしまうそうです。なので、5分飲ませたら左右入れ替えて5分休ませるとまた分泌が盛んになります。
赤ちゃんもこまめにゲップ出せておっぱいもまた貯まってきて、両方にとってメリットありますね。
赤ちゃんが泣いてるのはゲップのせいかも?
思い返せば、1人目の時もゲップの大切さは痛感していました。
ゲップが出ていなくて気持ち悪くて泣く。
⇒泣いて空気をさらに飲みこんで泣く。
⇒おっぱい飲ませてなだめるけど、さらにさらに空気を飲み込んで泣く。
1人目の時はこんな感じでした。そんな時も、市の助産師さんに見てもらった時「こまめにゲップを出してあげて」とアドバイスされていました。確かその時も、ゲップの大切さに感動していたはずw
今回のミルクの吐き戻しも、なんとゲップが原因だったとは・・・
大変勉強になりました。同じようにお困りの方、是非試してみてください。
ゲップが出ないから、と諦めずに粘って背中をさすってみてください。
意外としばらくすると出ます!!
まとめ
今回は、また反省・勉強することがたくさんありました。
と言っても、
- おっぱい(または哺乳瓶)は深く咥えさせること
- ゲップを毎回ちゃんと出すこと
- 授乳時間を確保すること
これらは出産時に教えられる、大大大前提のことだったはず。
なのにこれが出来ていなかった私。。。
上の子の時は教科書通りのようにできていたけど、またしても2人目の油断。
「ごめんね。」とつい娘に言ってしまいましたが、その日以来、これらを守って授乳をしてみたら今のとこ吐き戻しなし!!娘もなんだか機嫌がより良い!
来月の測定を楽しみに行けるように頑張りたいです☆
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